プレゼンを行う機会が何度かあったので気がついたことをまとめる。
・とにかく文章の量を減らす。プレゼンは本来聞くものなので(と思っているので)スライドを読ませることは極力減らす。
そのためにもできるだけ図やグラフ == 絵を入れた方が良い。
視覚的に分かりやすいし、専門知識がない人でもイメージを膨らませることが出来る。
・プレゼンの成功は相手に共感してもらうことにある。
そのためにも聞く側に立って相手がプレゼンの内容を
聞きたくなり、共感できる内容か前もって考える必要がある。
・一番ダメなのは話す方も聞いてる方もつまらないプレゼン。
話し方の問題とか色々あるけど特に伝えたい内容が
自分でもわかってない、ただの言葉としての塊の情報を
伝えるだけのプレゼンは良くない。
こうなってしまうとあまり良くなくてプレゼン内容の前提知識がある人はまだしも、全く関連がない人はただ眠くなる。
だから、何かをプレゼンするときは観客が何を求めているか?
自分が何を伝えたいか?そこのバランスをしっかり意識して
話すことが大事。
・一番大事なのはなんだかんだで準備(特に慣れていない場合)
予め何言うかある程度考えておく、ただこれは罠があると思っていて予め用意していたことだけプレゼンしても何も面白みはないロボットが話しているようなプレゼンになってしまう。
そこで重要なのが何かしらプレゼンする際にその場で感じたことから即興でストーリを作って話すというアドリブ的なものだが、その際もやはりどれほど準備をしてきたかで差が出る。
結局プレゼンは準備それに尽きるのかもしれない。
・あとは時折冗談を混ぜたりするのが良いと思う。結局プレゼンでも最終的な目的として”聞いてくれる人が楽しむ”ために準備をし、自分も楽しんでプレゼンを行ったことが次のモチベーションになる。
その他:
日本のプレゼンで一番足りないのはユニークだと思う。
TEDとか見ればわかるけど海外だとクスっと笑えるようなユニークを入れて聴く側の緊張を解くが日本だとなぜか無表情で書いている内容をただ伝えるのが美徳とされている感がある。
(もちろん会社によるだろうが)
極端な話、単調で面白くないプレゼンを聞くぐらいなら後でパワポのスライドを読むのと対して変わらないと感じている。